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半月湖にお花が咲いていま~す  

芝桜を見た後は半月湖へ行きました。
ニセコのパンフレットによると、5月は山のほうではまだまだ花が少ないのですが
半月湖では花が多く咲いているとのこと。


足元に小さな白い花がいっぱい咲いていました。

クルマバソウ


マイヅルソウ


ベニバナイチヤクソウ
  
この花は遊歩道から離れたところに咲いていて、見逃すところでした。

アマドコロ

 
ヒトリシズカ


上手く撮れなかったから写真はナシだけど、ニリンソウも咲いていました。



見つけた花の種類は少なかったけど、2019年6月に訪れた時より花はいっぱい咲いていたかな。
午後3時くらいから歩き始めたのですが、
平日のせいか一人しか会わず、静かな散歩が楽しめました。

星空見上げて露天風呂
一日目の宿は五色温泉。
ニセコ五色温泉【公式】ホームページ (goshiki-onsen.com)
2019年に泊まった時は自炊棟でしたが
今回は夕朝食つきで泊まります。
ご飯が楽しみです。

夕飯。
この時期、地元でとれる根曲がり竹がいっぱいのメニューでした。
宿の人がその日採ってきたそうです。

特に根曲がり竹の天ぷらがほこほこしておいしかったです。

朝の味噌汁にも根曲がり竹が入っていました。
竹の子のいいかおりです。


温泉は硫黄の香りがして濁っています。
温泉の温度は内湯と露天風呂がぬるかったり熱かったり。
変わるみたいです。

髪を洗わなかったけど、湯気にあたったせいか艶々になりました。
お湯がパワフルでふちが木で囲われてレトロで趣がある温泉です。
大好き。

夜、露天風呂に入っていたら星がきれいに見えました。
一緒に入っていた人が、露天風呂の灯りを消してくれたので
小さい星までも見えました。
ずっと星を観ていたら首が痛くなったけど、星を見ながら露天風呂なんて贅沢だなあって思います。


トイレのウォシュレットやWi-Fiはないけれど
いい温泉がある山小屋だと思えば、充分です。


二日目は山登りです。


宿の近くの雪はまだ厚く残っています。

登山道には雪が残っているのかな。
花は咲いているだろうかとちょっと不安な気持ちで
チセヌプリに出発です。

チセヌプリは雪渓岩場で道が川
チセヌプリへはニセコパノラマラインの登山口から登りました。


登山届には山に入る目的として登山のほかに山菜取りという項目がありました。

山菜取りが日常なんだねえ。

出た!雪です。

雪の上は滑ります。
また、雪が解けているところがあり、薄くなっているので
ズボッと踏み抜きます。
加えて、登山道がどこかわからなくなります。

こんなところが2度ほど出てきて、ズボっと雪にはまってしまい
ズボンと靴下が濡れてしまいました。

それでも、登山道を見つけて登っていくと
フキノトウを見つけました。


エゾイチゲ。かわいいです。


新緑がきれいです。


岩場が続きました。

雪と岩場でけっこう、疲れます。
は~は~

エンレイソウ。おしゃれな色です。


明るい色の花は山が華やぎます。


彼が宿で食べた根曲がり竹をみつけました。


皮をむいてそのまま、ポリポリと食べました。
甘いけど少し苦くておいしいよ。


シラネアオイだ!涼し気な色で好きです。


チセヌプリ山頂です。


コースタイム1時間のところ、根曲がり竹を探したり、
雪渓に足をとられたり、花を撮ったりして1時間20分もかかりました。

となりのシャクナゲ岳の向こうに海が見えます。


羊蹄山の上のほうが見えました。


山頂から沼も見えました。まだ、雪が残っています。

景色が良く、風もなく寒くもなく。
山頂で30分ほどのんびりしました。

ああ、また雪と岩場を下ると思うと、嫌になるけど
下ります。

岩場を尻を付きながらおりて、
雪渓を恐る恐る歩き、ああ、ホッとしたところで。

道が川でした(;´Д`)
これは下のほうで撮ったチョロチョロとした水の流れですが
上のほうはもっと、水量が多く、沢下りって感じでした。

気温が上がり雪が解けているのでしょう。

結局下りも40分のコースタイムのところ55分ほどかかりました。

雪渓、岩場、道が川。
でも、根曲がり竹をとって食べて、山頂では日本海まで見えて
花も楽しめたよ。
往復2時間45分の山行だったけど、近くの山では体験できない盛りだくさんのチセヌプリ登山でした。

雪が残っているから寒いのかなって思ったけど、天気が良くて日差しが強く暑かったです。
半そでのTシャツで正解でした。

●コースタイム●
9:00 出発
10:20 山頂
10:50 山頂出発
11:45 下山

さあ、まだ昼前です。
神仙沼へ向かいます。