お散歩てくてく

そんなに大きい街ではないので充分歩けるけど、ほれ、暑いのよ。
ソンクラーンの最中は水を掛けられるし。
特に、トゥクトゥクや自転車
に乗ったら道路の脇にずらっと並んでいる水鉄砲の標的になってずぶぬれになってしまう。だからやっぱり歩く。
でも、午前中だけね。朝10時くらいまでならまだ水を掛けられない。
そんなわけで、マッサージの学校に行かない日は半日散歩、後はお昼ね、マッサージ。
そんなのんびりした日々を過ごしました。

お寺めぐり
拝観料などはなく、自由に拝観できました。
歩いているときは暑いから、お寺の木陰で風に当たりながらまったりするのが幸せ〜。
お寺では水も掛けられません。
チェンマイの町はお寺だらけでいっぱい観たけど、好きなお寺を紹介します。
ワット・スアン・ドーク
ここのお寺からは山が見えて空が広くて好きなのよ。
白い仏塔が並んでいてきれい。
それからこのご神木。
さすが、南国。
大きく育っております。
巨木好きの私にはたまらない。
ワット・チェルディ・ルアン
像の体が半分埋め込まれているような仏塔がタイっぽくていい。
仏塔の奥に座っている仏像はピカピカ光っていて、口紅が塗ってありました。
日本の仏像ののりとかなり違う。
ここの寺の巨木。
寺の壁面の細工がきれい。
この鐘は風鈴のようで、風が吹くとチロチロと鳴る。
こんな風に屋根に並んでついている。
寝ている仏像や
こんなフレンドリーな仏像を眺めながら
花の下で鐘の音を聞きながら、座っているのが好きでした。
暑いんだもん。
休憩、休憩。
ワット・チェン・マン
祭のせいか、こんな花づくしの車がおいてありました。
いい香りがすると思ったら白い花が落ちていて、もちろん見上げると木に花がいっぱい。
芝生が植わっていたり
花がきれいに並んでいて、公園のような寺でした。
このお寺が一番好き。
もちろん大きな仏塔もあるし、
チロチロなる鐘も屋根についています。
ソンクラーン(水かけまつり)
マッサージの学校もおしゃれなお店も博物館などの見所もお休み。
外に出れば水を掛けられるし。
でも、このときしか見られない光景やら経験もあったから一度は良いかも。
お祭は13日からなのに前の日からこれですもの。
お堀べりにずらっと人が並び、通行人やらバイクやら車に水をかける。車道からはトラックの荷台に乗った若者たちが歩道に向かって水をかける。
お堀の水を掛けられたら嫌なので、ひたすらこの付近には近づかないで歩く。
水をかけている人は子ども、若者、海外からの観光客。
欧米人のおじいちゃんが、大きな水鉄砲を持って、ずぶぬれになっていたのには脱帽しました。若い。
この写真のように子どもだったら掛けられてもいいかな?かける時、ちょっとはにかむ様子がかわいい。
13日の朝、ターペー門付近の広場でソンクラーンの開会式をやっておりました。
偉い人が水槽にブルーの水を入れます。
これがはじまりの合図のようで、皆さん、写真を撮っていたよ。
祭が始まって、きれいなお姉さんたちが舞台で踊りだしました。
このゆるキャラななんていう名前だろう?
一緒に写真を撮る人がいっぱい。
人気者でした。
お寺には旗がいっぱいたっていて。
これもお祭ならではでしょう。
おまつりでも静かな寺はあったけど、ここワットプラシンはお店が出ていたり、音楽が流れていて賑わっていました。
仏像に祈りをささげる小さな娘の写真を誇らしげに撮るお父さん。
仏像の前でみんな並んで記念写真を撮る参列者。
日本だったら仏像って撮影禁止だったりするのに。

チェンマイ大学美術館に行ったら仏像の絵がいっぱい描かれていたし。
チェンマイの人たちにとってお寺は身近ででもハレのところ。
日本人って寺は観光地だったり文化財だったり、ちょっと距離がある。
寺好きの私はチェンマイの人たちのフレンドリーな寺との付き合い方が、うらやましくもありました。

そうそう、チェンマイ大学美術館はかなりお勧めです。
かかっているのは学生の描いた絵が多いらしいけど、見ているとチェンマイの人たちの暮らしとか価値観が良くわかる。
仏像の絵の他に、村の生活とか身近な題材が多い。
一番のお気に入りは、「ねえねえ、この絵っていいわよね〜」って感じでタイ人に声を掛けられてみつけた食物と調理器具だけの絵。
素朴な日常の題材が、とても豊かで幸せそうに描かれているの。
チェンマイへ行ったら是非お寄りください。美術館。
              
あと、ずっと傘をさして歩いておりました。
折りたたみの黒い傘でぜんぜんおしゃれじゃないけれど、帽子が嫌いな私は傘をさすしかあるまい。
地元の人が、気温は40度って言ってましたから。
熱中症になっちゃうよ。対策をしないと。
この折りたたみの傘は大活躍。
夕方のスコールの時も使えました。
                
                

        

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