甲斐駒、仙丈の山のふもとにあるキャンプ場はバス停からすぐ近くだ。
だから、うさぎでも重い荷物をひきずってたどり着けそう。
山小屋高いし。
久しぶりにキャンプもやりたかったし。
というわけで、キャンプと登山の贅沢？の旅に行ってまいりました。
8月4日（金）
たどり着くのが大変だ
８時に家をでてキャンプ場に着いたのが午後3時頃。ひたすら遠かった。
| 8時30分頃 9時13分 11時頃 11時30分 13時40分頃 14時25分 15時頃 |
玉川学園前→町田→八王子 八王子→高尾→大月→甲府 （この乗換えがきつかった。荷物背負って階段を登るのよ） 甲府着 夜用弁当買う。 広河原行きのバスに乗る。2時間以上乗るのに座れない人も。 バス停には早めに行って並びましょう。 広河原着。 北沢峠行きのバスに乗る 北沢峠着 荷物を引きずって、キャンプ場へ。沖縄よりも遠い旅～ |
テント設営
北沢峠長衛小屋キャンプ場。バス停から10分ほど。1泊500円。
テントサイトは河原。二段に分かれていて小屋に近い便利なほうは、けっこう混んでいた。
うさぎは遠くて一段下がったサイトにテントを張った。それでも日陰ができる木の下に張れてラッキー♪
ザックにいっぱい荷物をつけて引きずってきた。
うさこがつぶれているぞ。
さて、設営だ。
キャンプ場に着いたのは金曜日の午後。
まだまだ、スペースに余裕がある。
隣の青いテントはご夫婦だった。
テントがはれたら酒だろ。
キャンプ場は南アルプスの天然水、飲み放題！
トイレもなかなか綺麗だったよ。
はじめ、ゆっくりと歩き始めたがペースをつかんだら
上り坂も苦にならずに登れた。
森があるうちは日陰を歩く。
だけど、森林限界をぬけると、とたんに暑い。
それでも、がっしがっしと歩いていたら
「18歳？高校生は元気だな」とオヤジに言われて
うさぎ有頂天！
こんな景色が見れるので、うさぎ頑張る。
7時45分。小仙丈ヶ岳に着いた。
仙丈ヶ岳はあっちだ。
花を楽しみにしてきた仙丈だが、
もうチングルマはおしまい？
咲いた後が悲しい。
うさぎは花を見たいのよ。
だから小さい花でもなんでも撮る。
あまり休憩もせず、夢中に歩き撮る。
お腹がなってる。
お腹がすいているんだ。
気がつかなかった。
そのうちに、ふら～っと立ちくらみ。
花を撮る度にかがんだせいか？
エネルギーきれなのか。
うさぎ怖くなってその場でしゃがんでクッキーを食べる。ふ～。
休憩ごとにエネルギー補給は必要だ。
人が集まっていたので見たら
雷鳥。ラッキー！
9時。頂上に到着。
遠く、富士山が見える。
明日登る甲斐駒ケ岳。
どっしりとしてほれちゃうね。
八ヶ岳～だと思う。
雷鳥、また見つけた。しかも、ちっこいのもいる！どれかわかる？
仙丈避難小屋を見下ろしながらゆっくりと下る。
小屋の近くで水場、発見。
ここで水筒をいっぱいにしておいて良かった。
あとは暑くて死にそうだったから。
花の季節にはもう遅いけど、気をつけてみるとけっこう花が咲いている。
うさぎを待っていてくれて、ありがとう。
天気は良い。
高度が下がるにつれて、ますます暑さが増してくる。
帰りは、藪沢沿いの道を下る。
涼しげな川はあるが、河原は日陰がなくて暑い。
うさぎ、熱中症にかかりそう。
水場でくんだ南アルプス天然水だけがたより。
やっと大平山荘のところに出て、
山道も終わりだと思ったら
それからキャンプ場まで
登り山道をとおり、30分ほどかかった。
気が緩んだ後の、登りはつらい。
テント場に帰ってきたのは12時半くらい。
ラーメンとチーズとビアもどきで、昼食。
土曜日の午後。
いつの間にかテントの数が増えていた。
昼食後、ちょっと酔って寝た。
暑さにやられた。
隣のテントの奥様から
「おとなしいですね」と声をかけられた。
ひたすら、眠れます。
キャンプ場の夕飯は早く、
4時頃から各テントのまわりで支度が始まる。
お昼を食べて、寝ただけですもの。
お腹などすいていない。
でも、皆につられるように
湯を沸かし、マカロニをゆでて
温めたレトルトカレーをまぜまぜして食べる。
マギーブイヨンのケースにトマトを入れてきたうさぎはえらいと思う。トマト、つぶれません。
明日は甲斐駒ケ岳に登る。
「仙丈と甲斐駒を登るのなら
大変な甲斐駒に先に登らないとだめだ。」
「甲斐駒は筋肉痛になる山だ」などそこらへんのひとから聞く。
先に仙丈に登ったうさぎは何を言われても
明日は甲斐駒ケ岳に登る。
7時前に、おやすみなさい。
ホント、よく眠れると思う。
うさぎの首の後ろにはいつもぽっちりができていた。
医者から「寝不足だから」と言われている。
半年くらい治らなかった。
でも、この二晩で治ったのだよ。
恐るべし、山の治癒力。
そして良く寝たうさぎは甲斐駒に向かう。
続きはまたアップします。
