今年はぬるい
伊豆大島観光旅行
2010.1.1-1.4
秋ぐらいから体調不良で、体力なし。
彼は年末から休みなしで、元旦出発前までぎりぎりお仕事。
こんなよれよれな二人の旅は去年の正月のように山に登って、みぞれに降られてもサイクリングをし・・・。
な〜んてハードな旅ができる訳もなく。
温泉でふわ〜。
レンタカーで移動して、リスやらうさぎと遊んで。
3年前に来た時に行けなかった波浮を歩いて。
そんなぬる〜い観光旅行の日記。よかったらお読みください。
元旦の夜に竹芝桟橋をフェリーで出発して、大島の岡田港に着いたのは午前6時すぎ。 宿に荷物を置いて、御神火温泉へ。 この温泉、夜行便のフェリーが到着する日は午前6時半からやっているらしい。 朝食はここでお粥を食べました。 地元の海苔がついていて、それをまぜて食べるとおいしいのだなあ。 ゆっくり温泉に入って、休憩所で寝て。 民宿のチェックインは12時でまだ時間があるので、昼食を食べに行きました。 3年前、元町港の近くの「かあちゃん」というお店で食べた磯丼を食べに。 丼といえども、ほとんど刺身だらけでごはんはちょっぴり。 そんな豪快な丼をいちど彼にも楽しんでもらおうとしたのだが、この日磯丼はやっていなくて、べっこう寿司をいただきました。 わっ、船に寿司が乗ってるよ。 磯の香りの味噌汁がおいしゅうございました。 |
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腹ごなしに、元町付近をお散歩。 大島観光協会でもらった大島七福神ガイドマップをたよりに、潮音寺にたどりつく。 素朴な寺じゃ。 |
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潮音寺の本堂の戸の張り紙。 野生のリスも遊びに来るようです。 おいた、するんだねえ。リス。 その後、私たちに欠かせないおやつをスーパーへ買いに行ったのだが。 3年前に入った時は感じなかったけれど、今回、スーパー内にクサヤの匂いが充満して泣けたよ。 地元の人とか働いている人とか、平気なのかな〜。匂い。 私はダメです。 宿に戻って、温泉に入って、彼は年賀状を書いておりました。 これは宿の夕飯だが。 この背筋がよい魚は秋刀魚の丸干しだそうで。 ちょっと塩辛かったけど、おいしかったです。 スーパーで50円で売ってました。 |
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1月3日 レンタカーを借りて、島内観光だあ。 彼が出発前から楽しみにしていたリス村へ。 入場料が800円で、入ったら寂れた観光地でありまして。椿もちょっと早くて少ししか咲いていないし(ーー;) でも、いいの。 ここはリスを見に来たから。 |
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リスの餌を100円で購入。 布の手袋をしてその上に餌を乗せて、リスに食べさせるのだが。 かわいいリスを見て狂喜乱舞の彼は、手袋もせず餌をあげようとするので(矢印の手)、私が全部餌を持って、管理することに。 手袋をしないと、リスにかじられちゃうよ。 餌はひまわりの種でした。 |
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彼が撮った写真。 私の手に乗ったリス。 |
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リスを見て舞い上がった後は、うさぎに遊んでもらいました。 うさぎの餌も100円。 |
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うさぎによってくるうさぎ。 | |
うさぎもかわいいが、ここはリス村。 お土産はリスまんじゅうです。 |
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次に空港の近くの「ぶらっとハウス」へ行ったら営業は4日からということで、閉まっておりました。 3年前に行った時はソフトクリームを食べたんだけどな〜。 残念。 近くの牧場で牛を見てなごむ。 さて。 ここから波浮へ向かうのだが、途中で大島公園の椿資料館による。 あんこ娘さんがおりましたよ〜。 ちょいと昔の娘さんでしたが(ーー;) お昼すぎに波浮に到着して、踊子坂をおりて観光♪ しかし、お腹がすいているので、目玉の「踊子里資料館」の前で 私「ねえ、ここに入ろうよ」 彼「そこ、食事できないよ」 とすっとこどっこいの会話をして、スルーしてしまった。 ああ、いったい何をやっているのだ。 ガイドブックに書いてあった「リアルでちょっと不気味」な踊子の人形を見たかったのに。 小さな商店でここらへんに食堂があるか尋ねたら、西川というおすし屋さんを紹介された。 入ってみると、とてもレトロ。 ダイヤルのチャンネルがついたテレビはまだ現役で、駅伝をやっていた。 |
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いつのポスターだろうか。 | |
光りとりのガラス窓がおしゃれだ。 | |
時計はぼ〜んとなっていたし、火鉢も活躍していた。 昔のものが生きている。 |
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すし屋でもうしわけないが、親子丼を注文。 塩気がちょうどよく、おいしかった。 きっとお寿司もおいしいんだろうな〜。 |
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お腹が満たされたところで、のんびりと波浮港をお散歩。 海はかなりきれいだった。 ああ、夏に来て泳ぎたいな〜。 |
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町並みは静かで昔を偲ばれます。 |
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これは彼が撮った写真。 くやしいが、私が撮ったのより、趣がある。 |
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踊子坂の上になまこ壁の建物があった。 「旧甚の丸邸」といって、踊子を呼んで宴会なんかしたところらしい。 |
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中はこんなふう。 あがって入れます。 ああ、波浮。 静かで良いところだったな〜。 今度大島へ来るのなら波浮に泊まろうと。 |
1月4日 帰る日。 激しく吹いていた風もおとなしくなり、今日は元町港から船が出るそうで。 ラッキ〜! そんな日は元町港にある足湯に入れます。 足湯に浸かりながら海を見る。 ちょっと曇っていて、じわじわと足があたたまるのがうれしい。 3年前は晴れていて日差しが暑くて、のんびり入っていられなかったもの。 足湯日和です。 |
足湯につかって、昼食は今度こそ「かあちゃん」の磯丼だあと食べに行ったら、またやっていなかった。磯丼。
そんなこともあるんだねえ。結局、近くの店でお刺身定食を食べました。
帰りもフェリーでのんびり帰る。
大島から東京や熱海へジェット船も走っていて、フェリーの横をジェット船が追い抜いていくたびに、船内アナウンスが宣伝しておりました。それから、宣伝ばっかりじゃなくて、鯨がいるよ〜っていうのもアナウンスで教えてくれて。
このときばかりは寒いけど、船のデッキに出て、見に行きましたよ〜。
遠くに鯨の潮がプシュ〜ッ、プシュ〜ッてあがっていました。
ああ、鯨がいてくれるんだねえ。
東京の海にも。
そう、大島も東京。
でも、あいかわらずコンビニがなくて、素朴な島だよ。3年前とあまり変わっていなくて、ほっとしました。
どうか、また来る時まで変わらずにいておくれ。
今度は元気に海で泳ごうじゃないか。
旅日記