なめるな、天女山
2016.5.13-14
毎年恒例の清里へ彼と一緒に行ってきました。
ここ1年くらい毎月1度は山に登っているので、清里でも山に登るぞ~と
旅のしおりの題は「山にのぼろう 春の清里」
登山靴をはいて出発です。
13日(金)
揺れる電車の中で信玄餅を食べてもりあがる
朝、6時27分の電車に乗って清里を目指します。
各駅電車ののんびり旅で、高尾と甲府で乗り換えました。
甲府乗り換えの時に信玄餅を購入。
駅の売店に二つ入りのが売っていたのです。
きな粉と黒蜜を混ぜる時、きな粉が散乱しないようにまずはハンカチの上に信玄餅を置きます。
きな粉の上にこぼれないように黒蜜をたらします。成功。
もう、ここまでくれば大丈夫だろう(*^-^*)
家で座っていただくのと違って
揺れる電車の中で膝の上に信玄餅を置いて食べるのは、スリル満点で、とっても盛り上がりました。
信玄餅、うまいっ。
それにしてもすっごくいい天気です。
途中、日野春駅で特急列車の通過待ちがあって、ホームに降りて南アルプスの写真を撮りました。
この景色を見られただけでもう、幸せです。
小淵沢駅で小海線に乗り換える時にお弁当を買いました。
木のぬくもりを感じられる売店です。
小淵沢から乗る小海線は大好きです。
森の中を走っている感じがするから。
彼も出発する前から一番前の車両へ行って、先頭で景色を見ようとそわそわしています。
甲斐大泉駅についたのは10時13分。
ここから天女山を目指します。
なめるな天女山
登山地図では駅から天女山まで1時間10分。
ちょろいって思っていたけれど
舗装道路の上り坂を50分くらい歩いて、しかも暑くてもうへとへと。
山道を歩くのは同じ坂でもあまり疲れないけれど、どうして舗装道路だとこんなにも疲れるんだろう。
舗装道路は車が走るための道なんだなあとしみじみと思いました。
やっと着いた登山口
ここからは歩きやすい道になりました。
山頂についたのが11時40分ころ。
東屋がありました。
富士山を見ながらのんびりお弁当です。
彼のカツ弁当も
私の焼き肉弁当も焼き肉弁当もリュックの中に入れたのによったり散乱せずに無事でした。
やるなあ、駅弁丸政。
生き物万歳
天女山からは展望台を経て清泉寮をめざします。
のっけから滑りやすい急な下り坂でした。
それから橋のない川をわたることも何度かあってスリル満点です。
いや~、今回はお散歩登山だと思っていたけれど、なかなか手ごわいです。
天女山までで疲れているし。
それでも新緑がきれいだし
ピンクのつつじもきれいです。
何より景色がきれいです。
それから蛇にも会いました。
逃げずに写真を撮らせてくれました。地面と同じ色でわかりづらいですが?
今年は高尾山でも蛇に会いました。
蛇は縁起がいいって言うから、何か、良いことあるかな?
それからこんな鳥にも会いました。
牧場の柵の上を案内するように飛んでは止まって、一緒に進んでくれました。
かわいいなあ。
私には以前流産した男の子と女の子がいるんだけど
こんなふうに逃げずに遊んでくれる生き物を森の中で見ると、
きっとその子たちが姿を変えて会いに来てくれているんだって思うのです。
そんな勝手な思い込み、楽しいです。
途中、展望台でおやつを楽しんで
彼が赤岳の山頂に山小屋が見えるよって写真を撮って
そんなふうに遊びながら歩いていたんだけど
美しの森方面の道から分岐して
清泉寮の方面へ行く道がわかりません。
救いの天使現る!
地図に葉あるのですが、なかなか看板が出てこないので
不安になって
「宇宙さん、なんとかしてくださ~い。
清泉寮までの道、教えてください。もう、疲れましたあ」
とお願いしたら。
なんと、清泉寮への道のところに女の子が立っていたのです。
その人は美しの森へ行きたくて、清泉寮から来たというではありませんか!
「この道を行けば、20分くらいで着きますよ~」と教えてくれましたあ。
ミラクルです。
だって、その人が教えてくれなければとうてい見逃すような
入口がわかりづらい道だったから。
ありがとう、天使のような女の子。
私たちは途中まで、美しの森方面を目指して歩いてきたので
彼女には美しの森をご案内しました。
教えてもらった道を進むと、出口にキープ自然歩道の看板をみつかり、無事清泉寮へ。
午後2時半くらいにやっと清泉寮に到着。
お楽しみのソフトクリームと
足湯でほっとしました。
お疲れ様でした。
【本日のコースタイム】
10:25甲斐大泉駅発
11:15天女山登山口
11:40天女山山頂
12:10出発
12:55展望台
14:00清泉寮への分岐
14:30清泉寮到着