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山小屋で高山病で固まった
山小屋について、持参のカップで
こぶ茶を飲んでほっとします。
飲みながら、しみじみと
頭が痛さを感じました。
う~、高山病だ。
登山口の大弛峠でちょっと頭が痛いって感じたけど
歩いているときは夢中になって忘れていました。
こんな時はすぐ寝ると呼吸が浅くなって
よけいに悪化すると聞いたことがあります。
こたつに入って眠くなったけど
雑誌を読んで起きていることにしました。
雑誌をぺらぺらめくっていたら、朝日鉱泉ナチュラリストの家の紹介記事をみつけました。
25年くらい前に、その山小屋の息子さんと
ネイチャーゲーム協会のヨセミテツアーで一緒になったことがあります。
あの頃、10代だった若者がすっかり大人になって親子で写真に写っていました。
ああ、年月は流れたんだねえ。
いつか朝日鉱泉ナチュラリストの家に泊まって、朝日連峰に登ってみたいです。
夕飯のチキンはパリパリとしておいしいです。
以前泊まった時に、夕飯がおいしくてまた、泊まりたいって思ったんだよねえ。
高山病は頭痛くらいで、食欲はあり
カレーのおかわりもしました。
夕飯を食べて体が温まり、元気になりました。
夕飯後、夕日を見に外に出ました。
ただただ、夕日を見る時間はとても贅沢です。
太陽が沈んでからも、山の端が赤く染まってきれい。
明日は晴れてほしいなあ。
午後8時前には寝てしまい、夜中にトイレに起きた時、
空を見上げたら星が出ていました。
でも、月が明るくて
あまり星は見えなかったかな。
コロナ対策のためか、寝るときには持参したシーツかシュラフを使うことになっていて
私はシュラフカバーを持って行きました。
でも、暑くてよく眠れませんでした。
山小屋泊のために今度、インナーシーツを買おう。
日の出がはやく、4時過ぎには起きてしまいました。
4時半くらいに撮ったモルゲンロートの八ヶ岳。
ずっと見ていると空や山の色が刻々と変わっていきます。
きれいだねえ。
朝食の前に出発する人もいます。
山小屋にはトイレに行くときや山小屋の土間ではくサンダルがあるんだけど
乱雑に脱ぎ捨てられていたサンダルをていねいにそろえて山小屋を出て行った
若者がいました。
すごいな~
一言もしゃべらなかったけど、きっといい人なんだなあって感動しました。
朝食は5時半から。
エビ風味のおかゆでした。
温かくておいしいです。
頭痛はいつのまにか治っていました。
よかったあ。
いつも山小屋に着くと高山病になり青い顔になっている彼ですが、
こんなに辛かったんだねえ。
彼がまた、山小屋で青くなっていたら、優しくしてあげよう。
さて、下山後の増富温泉を楽しみに出発です。
山 | 金峰山小屋 | Nagano (kimpou.com)
ピンクのシャクナゲ登山道
今日は天気がいいから山頂の景色はすばらしいだろうなって思ったけど
風が強いし昨日行ったし、山頂はパスして大日岩方面へ登っていきます。
尾根に出たら南アルプスが見えました。
富士山も見えます。
雪解けが進んだ富士山、きれいだな。
もちろん、八ヶ岳も。
足元はコイワカガミがきれいです。
岩場が終わりホッとしたところで
ピンクのシャクナゲがいっぱい咲いていました。
特に大日岩の分岐あたりから大日小屋まではいっぱい咲いていて
シャクナゲの写真を撮っていたら、とっても時間がかかりました。
すれ違う人に、
「良い時に来ましたね」
「きれいですね」
などと、言葉を交わしながら歩きました。
やっと大日小屋です。
コースタイム20分のところ、36分かかりました。
ふ~。
ここからはちょっと歩みを速めて富士見小屋に到着。
椅子と机があるのでゆっくりおやつタイムです。
バス停のあるみずがき山荘まではあともう少し。
富士見小屋の近くの水場で水を汲みました。
山の水は冷たくておいしいです。
途中、瑞牆山をながめるベンチのところで写真を撮りました。
かっこいいな瑞牆山。
他の登山客も足を止めて山に見とれていました。
明るい緑がきれいです。
10時15分、みずがき山荘の登山口に到着しました。
●コースタイム●
5:57 金峰山小屋出発
6:17 分岐
7:54 大日岩分岐
8:30 大日小屋
9:20 富士見小屋
休憩
9:32 出発
9:36 水場
10:15 みずがき山荘
このあと、10時30分発のバスに乗り増富温泉へ。
すぐに温泉に入りたいところでしたが、おなかがすいていたので
村松物産店でうどんを食べました。
天ぷらがサクサクしていておいしいです。
増富温泉のぬる湯で1時間半くらいウトウトしながら浸かり
いつものビールの代わりに
今回は信玄ソフトクリームを食べました。
黒蜜と黄粉と手づくり餡がおいしいです。
ふ~。
よく頑張りました。。
登る前は不安だったけど、
なんとか、一人で登れるものです。
いつものようにビビって山に登らなかったら
かわいい高山植物にも
山の雄大な景色にも
ピンクのシャクナゲにも会えなかったんだなあ。
思い切って登った私、えらい!
自画自賛(*´▽`*)
次はどの山へ登ろうかな。
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