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シラネアオイに癒されたあ
シャクナゲ岳(1,074m)は神仙沼入口から登り始めます。
霧が立ち込めていて、木道が濡れていてすべります。
15分ほどで神仙沼とシャクナゲ岳の分岐がありました。
神仙沼は帰りに寄ろう。
長沼方面に歩いていると、山菜取りのご夫婦に会いました。
カッパや長靴などの装備をしっかりして、笹薮の中に入っていきました。
道路の脇や駐車場にいっぱい車が停まっていたのは、
山菜取りの人たちだったんだねえ。
彼も最初は根曲がり竹を見つけては、
皮をむいてかじっていました。
この時は、まだ、余裕(*´▽`*)
オオカメノキ
長沼に到着しました。
エンレイソウ
サンカヨウ。
濡れると花びらが透明になるんだねえ。
歩いても歩いても上り坂になる気配はなく。
しばらくは長沼のほとりを歩いていました。
時々、水面の飛び石を渡るところあり。
水に落ちそうで怖かったよ。
彼曰く「風雲タケシ城だ」
花はスミレだけど、葉っぱがワイルド。
ミツバオウレン
歩いて1時間半ほど。
ビーナスの丘に着きました。
ここまでで、結構疲れていたけど、
彼が「報われたよ~」と嬉しそうに叫んだの。
道の両脇にシラネアオイがいっぱい咲いていました。
おお、今年も会えたねえ。
ツバメオモトも咲いてる~
つつじ
ゴゼンタチバナ
エゾノシロバナシモツケ
シラネアオイの幸せの道を歩いていたんだけど、
途中から岩場の急登になり、もう、山頂に着いた頃にはヘロヘロ。
山頂からの眺め。
雲が多いです。
隣の山は昨年登ったチセヌプリだねえ。
うっすら街は見えるけど、残念ながら日本海は見えず。
山頂でゆっくり休憩をして
来た道を帰ります。
登るときは必死で気が付かなかったけど、
シャクナゲ沼が見えたよ。
帰りは
朝、透明だったサンカヨウが乾いて、白い花になっていました。
ヒメカンスゲ
長沼に戻ってきました。
水鳥が一羽浮かんでいたよ。
神仙沼に帰ってきました。
ここからは木道のお散歩コースなので、
シャクナゲ岳登山を振り返ると、
けっこう、きつかったです(;´Д`)
水没しそうな飛び石を渡るのも時間がかかったし、
山頂直前の急登も、長かった。
彼が出発前に登り100分だね~と
言っていたが、
実際132分、かかりました。
彼もしみじみヤマレコで語っています。
羊蹄山よりも大変!?シャクナゲ岳 - 2023年06月14日 [登山・山行記録]-ヤマレコ (yamareco.com)
私は羊蹄山より大変だったことはないけど、
軽く登れる~って思っていたところが意外と大変だったりすると
心と体がついて行けなかったりします。
どんな山でも
はじめての山は様子がわからないから
地図のコースタイムよりは歩くつもりで
心づもりをしていかないといけないなあと思いました。
●コースタイム●
8:45 神仙沼入り口
9:00 神仙沼分岐
9:15 長沼
10:08 ビーナスの丘
10:57 シャクナゲ岳山頂
休憩
11:15 出発
11:58 ビーナスの丘
12:40 長沼
12:53 神仙沼分岐
神仙沼はワタスゲほわほわ白い世界
神仙沼に着いたら霧でした。
白い世界。
そこに小さなワタスゲがほわほわ咲いていたの。
かわいい(^O^)/
ワタスゲの道
チングルマもいっぱい咲いていた。
ミツガシワは咲き始めかな。
白い霧の中で白い花ばかりが咲いていたよ。
看板のところで休憩していたら
ランチを食べているハイカーがいてね。
写真を撮ってくれました。
二人で写っている貴重な写真だよ。
ありがとう。
レストハウスに一時半くらいに戻りました。
ドロドロの靴の汚れを落として、ランチです。
お腹空いたあ。
油淋鶏。ボリュームがあって、おいしかったよ。
ミニパフェもいただきました。
容器がウェハスで食べられるの。
食後に丁度よい大きさでした。
ここのレストハウスはメニューが豊富で好きです。
神仙沼自然休養林休憩所 (シンセンヌマシゼンキュウヨウリンキュウケイジョ) - 岩内町その他/麺類 | 食べログ (tabelog.com)
植物図鑑が置いてあって、食事が出てくる間、
山であった花を調べられたよ。
いっぱい花に出会ったねえ。
温泉へ車を走らせていると
ヒッチハイクをしている3人組に会いました。
山から下りてきて、車の置いてある場所まで乗せてほしいとのこと。
5分くらい乗せてあげたんだけど
余市に住んでいて、北海道の山に魅せられて移住して
今は農家をやっていて
など、話を聴けて面白かったです。
そうか、ヒッチハイクをすれば、
山のピストンじゃなくて縦走もできるんだねえ。
登山の後の温泉は
雪秩父に入りました。
硫黄の匂いが強くて、濁っている温泉です。
女性の露天風呂には底に泥がたまっている湯船があって
顔や体にペタペタ泥を塗って、泥パックするのが楽しいです。
泥パックしながら、知らない人とも
自然とおしゃべりします。
鏡がないのにとても上手に顔に塗っている人がいて
常連さんでした。
お風呂から出て、大湯沼を散策しました。
ああ、すっかり晴れてるよ。
こんな天気の時に、山に登りたかったなあ。
宿に向かう途中、山ですっかり飲んでしまった水を補給しました。
水が汲めるのは↓の一か所だけ。
近所の人が車で大きなタンクを持って汲みに来ていました。
私たちは小さな水筒に汲むだけだったので、先に汲ませてもらったよ。
ありがとう。
ふわっとサクサクホッケのフライ
二日目の宿は旅物語。
「ニセコ旅物語」、北海道ロッジ風ゲストハウス,女性一人旅、ライダー自転車大歓迎!口コミが頼りです! (niseko.info)
とほ宿で、安いです。
1泊5,500円。
今回北海道の旅行支援を使える宿だったので
1泊4,400円でした。
ありがたいっ!
ドミトリーの宿だけど、彼と泊まるときはいつもツインの部屋を用意してくれます。
安さの他に旅物語の魅力は
ご飯がおいしいの。
夕飯のメインはホッケのフライでした。
ホッケはフワフワ、衣はサクサク。
ソースか醤油でいただきます。どちらも、おいしかったです。
アスパラのフライも、グラタンもおいしかったなあ。
このほかにも、あとからアツアツの山菜の天ぷらも出ました。
宿のかあさん、ありがとう。
夜は近くの湯心亭へ温泉に入りに行きました。
歩いてすぐのホテルで、宿で割引券をもらえます。
露天風呂が広くて気持ちの良い温泉です。
ちょっと、熱いから長くは入っていられないけど。
入浴後のマッサージチェアが楽しみです。
無料で使えるよ。
登山後の筋肉痛に効きます。
朝食を食べて出発です。
出発前に宿の前で写真を撮ったよ。
一番初めに訪れたのは6年前の2017年。
2019年
2023年
来るたびに写真を撮っているけど
少しずつ老けていくのはさみしいなあ。
宿を出発するときは、外に出てオーナー夫妻が見送りしてくれます。
ごはんがおいしかったし、夜のおしゃべりも楽しかったな。
ありがとう。旅物語~。