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太陽の塔の現在過去未来
二日目。

ホテルのバイキング朝食をいっぱい食べました。

黒豆やだて巻きなど、おせち料理が並んでいてお正月気分が味わえたし
フワフワのスクランブルエッグがおいしかったよ。

泊まったホテル
リーガプレイス肥後橋 (旧:リーガ中之島イン)- 公式サイト (rihga.co.jp)

さあ、万博記念公園へ出発です。
目指すは太陽の塔。

わが道を行く岡本太郎さんが好きで
毎年、川崎市立岡本太郎美術館の「TARO賞」を観に行っています。

常設展で太陽の塔の設営の映像が流れていたりして、
大阪万博で見たことはあるけど、
また、見たいなあって思っていました。

それに、太陽の塔の中も公開しているとテレビで観て、
塔の中も観たくなったんだなあ。


万博記念公園駅には太陽の塔の模型がありました。


公園の中央口から入ると、すぐに太陽の塔に会えました。


まずは太陽の塔の中の入場券を買いに行きます。

10時から30分おきに区切って、時間指定の入場券を買うのですが、
10時の券は品切れて、10時半の入場券を買いました。

HPからでも、予約はできます。
「太陽の塔」オフィシャルサイト(大阪府日本万国博覧会記念公園事務所) (taiyounotou-expo70.jp)

指定時間の20分前には1階の部分に入れるということなので
それまで、外で写真を撮りました。

横向き


下の顔は現在、上の顔は未来を表しているらしい。


塔のすぐ下で撮ったので
太陽の塔と人を一緒に撮るのは大変で。

寝ころびながら斜めにして、彼を撮りました。


太陽の塔の後ろの黒い太陽は過去を表しているとのこと。


知らなかったよ~


10時10分になったので、いよいよ塔の中に入っていきます。
もう、予約した人が並んでいたよ。

中からも、顔が見えました。


太陽の塔の内側も太陽だ~
硬くて大きな太陽の塔の内部に何かあるなんて、
何年か前にテレビで見るまで、知りませんでした。

内部も硬くてコンクリートや鉄筋のようなもので、埋め尽くされていると思っていたから。

通路には太陽の塔の構想のスケッチがならんでいました。


奥には不思議なオブジェが並んでいてね。


プロジェクションマッピングで色が変わる顔がありました。

これが「地底の太陽」

おお、ここにも顔があったんだねえ。

こんなオブジェを見ながら入場を待ちます。

メインの「生命の樹」のゾーンには
何人かまとめて入り、順番に注意事項を聞いて。
それからは階段をのぼりながら自由に見学ができます。



樹に何やらはりついています。

アメーバやクラゲなど。
樹にとまっている物の写真と説明がありました。


生命の樹は生物進化の過程をたどり、オブジェがついています。
下のほうはアメーバやクラゲだけど


上のほうには恐竜が見えます。


さらに上がっていくとサルやクロマニヨン人もいました。



太陽の塔の内側は
進化していく生き物の生命力にあふれていて
赤い照明はそれを見守る太陽のようで。

太陽の塔って、外も内側も太陽なんだなって思いました。

なんか、すご~いって興奮して
買った太陽の塔のお土産。


タオルはお友だちに、
赤いステッカーは彼に
右上のマグネットは自分用。
岡本太郎さんのことば、
「瞬間、瞬間、生きる!」

冷蔵庫に貼って、毎日見るんだあ。

なつかしのEXPO’70
太陽の塔のパワーに大興奮した後は
1970年大阪万博の記念館、
「EXPO’70パビリオン」を見に行きました。

私は9歳の頃、家族と一緒に万博へ行きました。


思い出と言えばレストランで注文した品が忘れられて
なかなか出てこなかったことと

外人が珍しくて、知らない外国の方にサインをもらったことくらい。


万博の現地での記憶は写真で思い出すくらいで
強烈に覚えているのは、
テレビで見た
会場が混雑している様子だとか
展示館へ入るのにすごく待ち時間がかかるとか、
三波春夫さんの「世界の国からこんにちは」の歌などです。

EXPO’70パビリオンでも、
賑わっている会場の映像が流れていました。
あと、
女性スタッフの制服とか
コンサートなどイベントのチケットなどの展示がありました。

あ、ここで遊んだことある~と、会場の様子の写真をみて、
懐かしく思い出して見ていたんだけど。


1970年の大阪万博の時にまだ生まれていなかった彼は
「昭和だなあ」って見ていたそうです。

会場全体のペーパークラフトもありました。

よく作ったよねえ。

そして、ここでもグッときた展示は
ここでも太陽の塔でした。

これが大阪万博当時、太陽の塔のてっぺんに展示されていた黄金の顔です。




今の太陽の塔のてっぺんについている顔は
風雨に耐えられる良い素材のものに
1992年に取り換えられたということでした。


近くで見る「黄金の顔」は大きかったです。

この顔が1970年の大阪万博を見守っていたんだなあ。

小さなころの私もこの顔を見ていて、
あれから54年ぶりに会えたんだなあ
いろいろあったけど、元気だったよ~

大阪万博の活気と小さいころの私と
「黄金の顔」に会えたEXPO’70パビリオンでした。

最後に。
ロビーに顔はめパネルがあって、私も彼も
太陽の塔になりました。


私と彼の現在の顔です。


旅の最後は温泉でまったり
午前9時半過ぎに万博記念公園に着き、
太陽の塔とEXPO70パビリオンを見たら、
すっかりお昼になっていました。

ずっと歩いて、疲れた~

一度、万博記念公園をでて、ご飯を食べに行きました。
公園の近くのEXPOCITYという商業施設の焼肉屋さんで食べたよ。


焼肉では初めてだった鶏肉が柔らかくておいしかったな。

大阪で食べたかったものは、お好み焼き、串カツ、焼肉。
全部食べて、全部おいしかったけど
こぎれいなチェーン店ではなく、今度は地元の人が普段行くような
庶民的なところへ行きたいなあ。

食後は万博記念公園に再入場して、中を散歩しながら
温泉に行きました。

公園中央口からすぐ近くの焼肉店から
西口からすぐ近くの温泉まで、30分以上かかりました。

万博記念公園は、広いです。



源気温泉万博おゆば | 万博記念公園近くにある広大な露天が人気の天然温泉。高速IC近くアクセス良好。団体客様歓迎。 (oyuba.com)

新幹線の時間があるので、一時間ちょっとしか入れなかったけど
露天風呂の茶色の温泉は深さがいろいろで、好みのところに入れるし
内風呂にはぬる湯があってゆっくり入れるし
炭酸泉やサウナもあるし、私はとても楽しめました。
もっと、ゆっくり入っていたかったな~。

彼は内風呂のぬる湯で沈没していたそうです。
疲れていたんだねえ。

温泉から出て、さあ、新大阪まで移動です。
スマホで調べると、何個かルートがあるようです。
実際乗ったのが
阪急千里線山田駅から南方駅まで乗り、御堂筋線西中島南方駅に乗り換え。
そして一駅で新大阪。

南方駅から西中島南方駅乗り換えは
人の流れもなく、道もわからず焦りました。
彼が連れて行ってくれたけど、ひとりだったら、迷っていただろうなあ。

新大阪駅でゆっくりお土産とお弁当を買おうとしたけど
すっごく混雑していたよ。

1月5日だけど、まだ混んでいるんだあ。

新大阪駅新幹線改札内の「大阪のれんめぐり」でねぎ焼きでもと思ったけど
人の多さでどっと疲れ
駅弁を買って新幹線に乗って帰りました。


・・・・
めったにしない都市の観光旅行。
都市でも東京と違う文化を味わって、楽しかったなあ。

歩き回って疲れたけど
またなんばグランド花月で笑いたいし
今回、タコ焼きを食べてないし
混んでいてゆっくり見られなかった大阪城もまた行きたいし
温泉にもまったりとつかりたいなど
やりたいことがいっぱいあるので
近いうちに、また大阪へ行きたいです。



笑って食べて、歴史を感じて
好きになりました。大阪!


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