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3、3でガンガン走れしまなみ海道
サイクリング二日目。
今日はゴールの尾道まで走ります。
昨日はっさくを買った道の駅まで戻り、サイクリング道路を走ります。
多々羅大橋をわたり生口島へ。
瀬戸田サンセットビーチで観光地図に載っていたオブジェを撮って

ここでマリンスポーツなんかできたら楽しそうねえと
シーカヤックとサップのメニュー表を見て
出発です。
ギア3電動アシスト3でガンガン走ったので
バッテリーの残りが早くも75%になり、瀬戸田町観光案内所で
バッテリーを交換してもらいました。
生口橋を渡ってちょっと休憩。
レモンがなっていたよ。豊かだねえ。
頑張れ電動自転車。
因島にわたり、そろそろお腹がすいてきたころに見つけた和菓子屋さん。
はっさく大福が売っていました。
はっさくの酸味と白あんの甘みが合うんだなあ。
その場でクリームをつめてくれるシュークリームもいただきました。
とろけるクリームがいっぱいに入っていて、
はじめから終わりまでずっとおいしいシュークリームでした。
ああ、近所にこのお店、欲しいなあ。
因島大橋を渡る手前の公園でトイレ休憩。
宿からもらった栄養ドリンクで元気を出します。
尾道・向島渡船乗り場まで10キロ!あと少しだよ。
桜がきれいな季節でね。
そこここに咲いていたんだけど、やっと撮る余裕ができたよ。
最後の大橋、因島大橋を渡って向島へ。
向島は彼が船員学校に通っていた頃、住んでいた島です。
ここがお世話になったゲストハウスで、
よく通ったスーパーはここで
このパンを買って食べていたんだ
など、思い出話を語っていました。
「海が見える自然豊かなのどかなところで暮らしていたんだねえ」
って言ったら
「船員学校の往復でそんな余裕なんかなかった」
って言ってました。
もったいないな~。
さあ、いよいよしまなみ海道もおしまい。
渡船に乗って尾道に渡ります。
大賑わいの渡船最終日
渡船乗り場で自転車ふくめての料金70円を支払い、
船を待ちます。
目の前から船が近づいてきます。
車と自転車と人がぎっしり乗っています。
船の上のほうには「135年ありがとう」の文字が。
長い間、尾道と島の間を往復していたんだねえ。
船の脇のほうに、人が乗る場所がありました。
う~ん、こんな船見るの初めてだなあ。
向島から尾道までは2,3分?
あっという間に着いてしまったよ。
船が着くと、また、すぐに客が乗船していました。
今日は最終日だから、お客さんが途切れないのかな。
彼はこの船で、通学していたんだねえ。
生活の中に船があるって、なんかのどかでいいなあ。
尾道がわの乗り場の掲示です。
「残る半年、全力で安全運航に務めてまいりますので、よろしくお願いいたします」
半年前に出したおしらせに、運航を続けてきた船会社の思いが込められているねえ。
長い間お疲れ様。
ちょうど1時過ぎころだったので船着き場の近くのお好み焼き屋さんに入りました。
石畳 - 尾道/お好み焼き | 食べログ
小さなお店で店主一人がきりもりしていました。
そば、肉、イカ、卵、えびに私がチーズ入り
彼が餅入りのスペシャルを注文。
目の前で作ってくれるのですが
けっこう時間がかかるのですね。
でも、ずっと店主がおしゃべりしてくれて飽きなかったです。
私たちはしまなみ海道を走ってきたこと、
思い出の渡船に乗りに来たことなど話し、
店主は今日廃船の渡船を惜しんでいて
他の客にも乗るように、しきりに勧めていました。
いつもの風景がなくなるって、寂しいのだろうなあ。
私が知っている広島在住のお友だちが作った味とはちょっと違っていたけど
店主の楽しいおしゃべり込みでおいしいお好み焼きでした。
写真も撮ってくれたよ。
二人の写真がなかなか撮れないので、嬉しかったなあ。
ありがとう。
走ってゲット!ラス1駅弁
お好み焼きを食べて、尾道駅横のお土産物屋を見て
温泉に入りに行きました。
尾道平原温泉 ぽっぽの湯|広島三原福山日帰り温泉露天風呂サウナ温浴宴会に
駅から温泉までグーグル地図では自転車で10分だったけど、
坂道で道がつながっているようで切れていて、迷いました。
月曜日平日の昼間なのに、混んでたよ。
人気の温泉なんだねえ。
坂の上にある温泉で、自転車ではあまり来ないだろうなって思ったけど
自転車置き場があったし、急で怖いなって思う坂道を
地元の人たちは平気で走っていました。
坂の街尾道では急坂も日常なのだろうなあ。
いよいよ駅前駐輪場で自転車を返します。
2日間、一緒に走ってくれてありがとう。
自転車~。
サイクリングを終えて、ホッとする私と彼。
彼はまだ、渡船を惜しむように見ていました。
尾道駅から電車にのり、後の楽しみは福山駅で買う駅弁!
さて、何を買おうかなあって楽しみにしていたのですが、
福山駅の駅弁売り場では残り少なく、もう種類がありません。
それでは新幹線の改札内に入って売店で探したら、駅弁残り1個。
え~、そんなはずはないとホームの駅弁屋さんへ走ったら、そこでも駅弁残り1個。
うっそ~( ゚Д゚)
と、そこで駅弁を買い、階段をかけ下りて売店にもどり駅弁を買い。
やっと二人分の駅弁をゲットできました。
買ったのは午後5時半ころ。
もうこの時間だと駅弁が売り切れてしまうのですねえ。
私は幕の内弁当福山、彼はかきめし。
あ~ん、旅の最後のお弁当は迷って選びたかったよ~。
食後に尾道駅横のお土産物屋さんで買ったレモンケーキをいただきました。
レモンの粒々が入っていて、おいしかったな。
今回の旅のお土産

今治で宿泊した喜助の宿で購入した今治タオル。
しまなみ海道サイクリングコース柄とゆるキャラみきゃんちゃん柄。
大島の道の駅で購入したレモン。
大三島の道の駅で購入したはっさくとくわの葉茶。
尾道駅のお土産物屋で買ったはっさくジャム。
尾道でお土産は買えばいいか、荷物にもなるしって
各島の道の駅で真剣に選ばなかったけど、
道の駅でお土産をもっと選べばよかった~。
尾道のお土産物屋さんはきれいでありがちなお土産物が並んでいて、
いまいちピンとくるものがなく。
今度は尾道から走って、道の駅が楽しい大三島、伯方島、大島でお土産をいっぱい買うんだあ。
・・・・
全長70キロのしまなみ海道サイクリングを走り切った自分に拍手です。
電動自転車でも、橋を渡るたびに、アップダウンがあり大変でした。
70キロでビビったけど、実際、寄り道をしたし、宿はコースから外れたし、尾道でも走ったし。
70キロ以上、走ったんだあ。
頑張った!!!
今回は完走を目標に、因島水軍城も彼が飲みたかった向島のサイダー屋にも行かずに
自転車を走らせました。
次回行くときは、観光しながら走りたいな。
それから魅力的なスイーツをもっと味わいたいです。
しまなみ海道を走り切れるか不安な私でしたが、
実は40歳ころ一度一人で走ったことがあります。
しかも、普通の自転車で。
そのころ、全長70キロなんて知らずに
ただ、旅友だちがしまなみ海道を走ったので
私も行こうってそんなノリで走りました。
ただ、必死で走ったのかあまり記憶はなく
途中のドミトリーの宿で客が少なく出会いがなく寂しかったことと
二日目、強風と雨で怖くて、死ぬかと思いながら走ったことと
尾道でお好み焼きを食べたくらいしか思い出せません。
今回、疲れた、走れるか不安と彼に甘え、情けない私でありましたが
ひとりの私はたくましかったなあ。
怖いもの知らずの25年前の自分に戻りたいけど
25年の間に怖いものをいっぱい知っちゃったからなあ。
これからも二人で思い出をいっぱい作りながら
疲れたら彼に文句言いながら旅をしようと思います。
旅日記