タンポポ鳴らして飯盛山へ

 


                                         
                                         
                                        2014.5.23-24

2年続けて5月に清里へ行っているので、「今年も行こうじゃないか」と行ってまいりました。

4月の沖縄旅行は彼が幹事だったので、今回は私が幹事で。
しおりを作りました。

「たこをあげよう 清里の旅」



A4の紙の中央に切り込みを入れてたたむと、本のようになります。



「お得で たのしい あいある旅を」

はい、我が家の旅の基本であります。
こんな小さなしおりだけど、旅の気分は盛り上がります。
天気もよさそうだし。
久しぶりに登山靴をはいて、いざ出発だあ。

5月23日(金)
朝、6時すぎに家を出て鈍行列車で小淵沢に向かいます。
立川駅で6時46分始発の甲府行きに乗ったら、彼が大好きなボックスシートがある6両編成の電車でした。

小淵沢で小海線に乗り換えて、清里駅に着いて靴の紐をしめなおして、飯盛山へ出発です。
歩き始めてすぐ、清里駅の近くのパン屋さんブレドオールがやっていたので、クリームパンとチーズクリームパンを購入しました。
小淵沢駅で駅弁を買ったけれど、ここでランチを買っても良かったかも。
15年前くらいに清里へ旅をしていたころ、このパン屋さんはすぐに売り切れてしまうと、言われていました。今回はおいしそうなパンが並んでいましたよ。

去年「美しの森」へ行ったときに、ほんのお気軽なハイキングのつもりでスニーカーで歩き、大変疲れたので今回は登山靴をはいて準備万端。

飯盛山の登山口までたどりつくのに、駅から30分以上舗装道路を歩きます。
う~ん、つまらん。
そこで、道路のわきにあったタンポポの綿毛の茎を5センチくらいに切って、タンポポの笛を作り、ぶーぶー鳴らしながら歩きました。

舗装道路でもアップダウンはあり。
彼が「なんだか足が重い」と言ったのは、なだらかな上り坂。
まだ登山道にも入っていないのに、大丈夫か。彼。

10時40分くらいに清里駅を出て、1時間半くらいで山頂に着きました。



ちょっと曇っているものの、八ヶ岳も見えます。



山頂はすっごく風が強かったけど、この山の景色をみながらお弁当です。
彼のお弁当は「やまのごはん」竹かごにはいったおにぎりです。


私のお弁当はカツ弁当。
リュックに縦に入れたのですが、ごはんとおかずが散乱することなく持ち運べました。


ここでゆっくり休憩したいけれど、風が強くて食べ終わると下山しました。
歩いていると「やっほ~」の声が。
さっき山頂にいた中学生たちが叫んでいるようです。

彼が「やっほ~」と答えると、すぐにまた違う声で「やっほ~」と聞こえ。
彼がまた「やっほ~」と答え、中学生たちは楽しくなってしまったのか、もういろんな子が「やっほ~」と叫ぶので彼が応対しきれなくなって、リタイア。
こんな遊びも楽しかったです。

下山途中の山道でも中学生の団体に会ったけど、学校行事で来るには登りやすい山なのだと思います。
そう、この登りやすい山で彼は「頭が重い」と、高山病になっていました。
1,643メートルで高山病?夏には山小屋のバイトが決まっているのに、大丈夫か彼。

山にはこれから咲くつつじとか。



かわいいニリンソウが咲いていました。


緑も鮮やかで、やはり森の中はやすらぎます。
 

帰りは宮司の滝によりました。


舗装道路から15分くらい山道を歩くのですが、急な階段や鎖があってなかなかスリルがある道でした。

駅へ戻る前に清里ユースホステルでソフトクリームを食べて、ほっ。
ソフトクリームと言えば清泉寮が有名ですが、ここのもジャージー牛乳のソフトクリームでおいしいです。
疲れた体にソフトクリームの甘さがしみます。

今日の宿は小金井市立清里山荘です。
清里駅からは予約しておいた清里山荘の送迎車で、宿へ。
ゆっくりお風呂に入って、夕飯を食べて8時ころには寝てしまいました。
う~ん、夏山に備えるには体力が必要だ!鍛えよう。





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