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自転車に乗って、ずぶぬれに
壱岐島について、自転車を借りようと観光案内所へ行って
「自転車を借りたい」とお願いしたんだけど、断られて近くのスーパーを途方に暮れてうろつくも。
明日からの旅のことを思うと、やっぱり借りたいと、再び観光案内所へ。
雨なので、道路が滑って危ないから、貸し出せないとのこと。
それでも、お願いして借りちゃいました。
本当に、無理言ってごめんなさい。
走りはじめは、雨がほとんど降っていなくて
合羽も着ずに走っていたけれど。
月讀神社に着くころには、本格的に雨が降ってきました。
雨が写っています。
ここで合羽を着て、本日の宿がある湯本温泉へ向かいました。
けっこうな坂道なんだけど、さすが電動自転車だけあって、そんなに大変な思いもせずこげます。
しかし、雨が強くなってきて。
月読み神社で着ようって思って作ったワンピースがしわになるのが嫌だからと
裾を合羽に押し込まなかったので、服が濡れてしまいました。
それに、坂道をだ~っと走るので、風にあおられて、合羽のフードがとれて、髪の毛濡れた~。
一時間半ほどで湯本温泉街について、海の駅湯がっぱというところでほっと休憩をしました。
ここは食堂はないけれど、テーブルとイスがあり、「食事をしてもいい」ということだったので
近くのファミリーマートでパンとコーヒー牛乳を買って、いただきました。
湯がっぱの近くの街の案内に、「ファミリーマート」とあったので
なにかおいしいデザートでも買おうかなって思ったら
こんなファミリーマートだったのです。
家の近所のファミリーマートと違う(゜o゜)
でもね、手作りのとってもおいしいパンがあって、しかも1個110円。
お腹がすいていたし、屋内で食べられたし、無事に宿の近くにも移動できたし。
本当においしく食べられました。
高峰温泉であったまる~
さて、まだ2時半くらいで時間があります。
雨も小降りになってきました。
まずは宿に自転車を置かせてもらって、ご近所散策をします。
かっぱの足跡があります!
そこを上がっていったら、かっぱがいました。
悪いことをしていたかっぱに「もう、しません」って証文を書かせたんだって。
そこをさらに上がっていくと、湯の山公園があってそこのあずまやで、海をみながらぼや~っとしました。
なんだか、雨も少し降ってるし、目の前の海は暗いし、私、ここで何やっているんだろって思ったけど
沖縄の島でキャンプをしたときも、よく雨に降られて何もすることがなくて
こんなあずまやでひたすら海を眺めて過ごしていたなあって思い出したら、
「ま、いいか」って思えました。
雨に濡れる
雨宿りして黄昏る
おお、私の旅の定番じゃん。
望むところだ!
なれっこだい<`ヘ´>
それでも、ここは沖縄ではなく、壱岐島でしかも11月。
ぼや~ってしているうちに、なんだか寒くなってきたので、近くの温泉に入りに行きました。
高峰温泉。
公園から歩いて5分もしないところに、見つけてらっき~。
ここで、お金を払って奥の建物の温泉に入ります。
女湯、男湯、目印がないので、「左が女湯だよ~」って教えてもらったけど、開ける勇気がなくて、2度聞いてしまいました。
「左が女湯ですよね」(゜o゜)
ガラガラとあけたら、女湯で良かったあ。
小さな湯船が二つ。熱いのとぬるいのです。
地元のおばあちゃんが入っていました。
このお湯はケガや痛みにすっごく効くんだと力説していました。
飲めるんだよって教えてもらって、飲んだらちょうどよい塩加減で、ねぎとわかめを入れたらスープとして飲めそうです。
おいしかったです。
もう一人、途中から地元のおばあちゃんが入ってきたんだけど、二人で話す言葉がわかりません。
ブロッコリー、にんにくなど、単語はわかります。
異国の地に来たようです。
それでも、すっごく愛想よく私にも話しかけてくるので、意味が分からないままおしゃべりしました。
楽しかったです。ありがとう。
お湯は赤茶色で、優しくて、とっても温まりました。
自転車で濡れていたことも忘れ、天国でした。ありがとう、温泉。
さて、4時半。そろそろ宿に向かいます。