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ここは湯治場 増冨温泉



                                             2016.10.19-21

最近、心身ともに不調の彼が
「湯治へ行きたい
ぬるいお湯にずっとつかりたい」と、いうので思いついたところが増冨温泉。

増冨温泉は一度一人でいったことはあるけれど、ぬるい温泉というより、冷たい温泉だ。
しかも、宿や小さな売店がある他は何もない。
ああ、それは静かすぎて退屈だなあって思ったけど、瑞牆山があるって閃いた。
登山ができるんだったら、増冨温泉もいいじゃないかと、行ってきました。

いざ、増冨温泉へ
増冨温泉は中央線韮崎駅からバスで1時間ほど。
今回ものんびり各駅停車の旅です。

9時くらいに東小金井駅を出て、韮崎駅へ向かいます。
途中、甲府駅で10分以上停車時間があったので、彼が売店でアイスを買ってきました。

信玄餅クレープ


二人で半分こしようとするのですが、中にお餅が入っていて上手くちぎれません。

びよ~ん。
食べたら、信玄餅の味です。
きな粉と黒蜜だあ。
おいしい。是非、家の近所でも買いたいなあ。

12時13分に韮崎駅について、ランチを食べようと
駅の近くのパン屋さんに行きました⇒ コーナーポケット
韮崎市民交流センターニコリというきれいな建物の1階にあるパン屋さんで
珈琲などの飲み物も売っていて、市民交流センターの共用スペースのイスとテーブル席で食べられます。
お弁当を持ち込んでいるおばちゃんたちもいて、のんびりした雰囲気でした。

左が信玄あげパン。どこまで、信玄餅味が好きなんだ。山梨県民!
私も好きだけど。
右のガイコツの形をしたパンはハロウィンを意識した、お化けパンです。
カレーが入っていておいしかったよ。

レトロな金泉閣

12時50分のバスに乗って、本日の宿金泉閣に着いたのが1時50分ころ。

とってもレトロな宿でした。
昔懐かしい、三面鏡の鏡台があったり

洗面台も古めかしいです。


部屋から、清流が見えるところが良かったです。


清流散歩
宿でほっとしてから増冨森林浴遊歩道を歩きに行きました。
宿の前の道を奥へ登っていくと遊歩道の入口があります。


一歩入ると森の匂いがします。


清流を見ながら歩きます。
アップダウンが少なく、整備されていて歩きやすいです。

歩いていくと金泉閣が見えて
30分ほどで宿に戻りました。
ちょうどよい散歩コースです。

冷たい温泉
さて、いよいよ温泉へ。
平日の昼間だというのにとっても混んでいました。
あまり大きくないお風呂に10人以上入っていたと思います。
入ると、冷たいです。
湯船の真ん中にそおっと浸かったら、
「こっちにどうぞ」って浴槽のへりに入れてくれました。

ほんとに、ぎゅうぎゅうでお隣のおばちゃんのお尻に私のお尻が触れています。
ま、いいか。
そのうち、となりのおばちゃんが眠りはじめ、私に体を預けてきました。
よくない(T_T)

ご年配の方々がほとんどで、会話から病気治療に来ているようでした。
私が初めて増冨温泉を知ったのは、癌治療で通っている知り合いからでした。
やはり癌を患っている方が来られているようです。

「いつ帰るの?」
「お昼、一緒に食べない?」
もう、みなさま、顔なじみのようです。

「30分、源泉に入って
隣のあつい沸かし湯で温まってから出てください」と
温泉の壁に入り方の説明書きがありました。

せっかくなので、30分はいります。
はじめ冷たいと感じた温泉も、ずっと入っているとなんとなく温かくなってきます。
時計を見ながら30分経ったからあつい湯に入って、出たのですが。

みなさん、30分以上入っている様子。
真剣に病気を治しに来ているんだと思いました。


出てから部屋にもどると、すっごく疲れていました。
それに眠いです。
30分で、出て良かったです。

おかず少な目療養ごはん
民宿や旅館に泊まると、すっごくたくさんのご飯を出してくれるんだけど
お腹いっぱいになって苦しくなるんだよねえ。
残せばいいんだけど、残せない。

だから、自炊宿に泊まることが多かったんだけど。
今回は料理をせずにゆっくり休みたいっていうから、どうしたらいいんじゃ~とみつけたのが、金泉閣の1泊7,710円(1汁3菜、療養プラン)。
で、でてきたのがこの夕飯。

す、少ない( ゚Д゚)
2日目はこんなかんじ。

(゜o゜)
でもね、味はすっごくおいしかったです。
それにね、途中でおやつとか食べても、ぜんぜん大丈夫。
(ちょっと強がり)
ずっと温泉だけはいって後は寝ているような療養にきた方には、このくらいがちょうどよいのかもしれません。

朝食はこれ↓

一品の量はすくないけど、私にはちょうど良い量でした。

さて、朝食をいただいて、いよいよ瑞牆山へ出発です。