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冬から春へ 塔ノ岳を下る

鍋割山から塔ノ岳は標高差219m。
なんか、楽勝だねって思ったけど
登ったかと思ったら、下りがあってなかなか高度がかせげない。

しかも、雪が残っているし道は凍っていてツルツルだし。
怖いのだよ。

平地ではずっと良い天気が続いていても、山道はわからないもんだ。
気温も天候も違っているのだろう。


雪だるまができるほど雪が残っているなんて知らなかったよ~。

アイゼンは使わなかったけど、もっていて安心しました。

私たちはそろりそろりと歩いていたけれど、
鹿たちはぴょこぴょこと、跳ねながら走っていたよ。
軽やかだなあ。
鹿、鍋割山から塔ノ岳の間で2度ほど見ました。

1時間半ほどかかって、やっとたどり着いた塔ノ岳だけど、曇っていて富士山が見えない。


冷たい風が吹いていて寒くて、下ろうと思ったところに富士山がちらっと見えた。
富士山、見せて下さ~いと叫んだら
どんどん晴れてきて
富士山が見えたぞ~



登ってきてよかったよ~。

その後の下りは急で長くてへとへとになりました。
大倉バス停まで約1200mを一気に下ります。
下りの私たちがフ~フ~言っているのに、たくさんの人が登ってきます。
タフだなあ。

そうそう、40キロのプロパンガスを担いで登ってきた人もいました。
塔ノ岳の歩荷で有名な畠山さんです。
とっても元気に担いで登っていました。

塔ノ岳山頂は冷たい風が吹いて雪も残っていて真冬だったけど
下っていくうちに、ポカポカと日が当たって春のようになっていました。

もちろん、雪もありません。

途中、りすが遊んでいました。


キツツキのドラミングが聞こえました。

そんなふうに立ち止まって、遊んではいたんだけど
2時間半ほどで下る予定が、なんと3時間以上もかかってしまいました。

大倉に着いたのが12時15分。
バスに乗って、鶴巻温泉に向かいます。
入る予定だった弘法の里湯は、お休みでした~(>_<)

ああ(゜o゜)

ちょっと遠いけど、帰る途中にある南武線南多摩の温泉季乃彩「ときのいろどり」で疲れを取りました。
いっぱい歩いて疲れて、温泉で緩むのが良いんだよなあ。

登山をしているときはあんなに「しんどい」「もう、疲れた」とブツブツ言っているのに、
降りてくればもう、「今度、どこに登ろうか」と話しだします。

自然の中にいるのは心地よい。
山頂は景色もいいし、お腹がすけばごはんがうまい。
いつも味わえないとびきりの気持ちいいを味わいにまた、山に登ろうと思います。



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