4月11日~12日竹富島で遊ぶ

 ⇦沖縄の県の花。でいごが咲いていました。

4月11日の朝、波照間島から石垣に戻り、竹富島へ渡りました。
竹富島の港で今日の宿の泉屋さんが車で迎えに来てくれていました。

宿についてすぐにランチへ。
泉屋さんお勧めのたるりやさんへ行きました。
庭にテーブルとイスが置いてあります。
日蔭は涼しくて気持ちよいです。

注文をしようとしたら、ちょうど食べ終わった女子二人が「クルマエビ、おいしかったですよ」と勧めるので、
アーサーチャンプルーと車エビ定食を頼みました。

お料理を待っていると、やってきたのが外国人観光客の二人連れ。
お店の人は英語がわからず、困っていたので彼が助けに入ったのですが。
車エビはシュリンプ。それは良いだろう。
アーサーは?海藻だからシーウィード。
アーサーチャンプルーってシーウィードかあ?
彼の英語を信じて、車エビフライとアーサーチャンプルー定食を注文した外国人。
はたして正解だったのだろうか。アーサーチャンプルーはアーサー(海藻)も入っているが、ポークも卵も入っているぞ?出てきて「ちが~う!!!」と怒りださないだろうか?
こうなったら、彼らのお料理が出てくる前に、食べ終わり、逃げるしかない!!!と、せっせとランチを食べたのでした。
車エビ、揚げてあるので頭から全部食べました。
頭のところの味噌がとろりとしておいしかったあ。
アーサーチャンプルー定食もおいしかったので、きっと彼らも満足したと思うのですが、どうだったでしょうね~。

牛車に乗って
彼は竹富島2回目だけど、まだ水牛車に乗ったことがないというので、乗りました。
私たちが予約をしたときには、待合室に誰もいなかったけれど。
港からのバスが着くとあっという間にいっぱいになり。
満席で水牛車は出発です。
細い道を石垣にぶつからずに上手に歩きます。
島をめぐりながら竹富島の歴史や歌を聴いているうちにあっという間に水牛車観光は終わりになりました。
一番前に座れたので、水牛さんがう○こや排尿するとろを見られました。う○こ、ガイドの人が上手にバケツで受けていました。
水牛さん、途中、水浴びもさせてもらってました。
愛を感じます。
それにしても、ガイドさんの力強い歌声や語り口はみごとでした。波照間島の星空観測タワーの星空ガイドもおもしろかったし。
おもてなしの心にじ~んときます。


竹富島で好きなところは西桟橋。桟橋の上から魚が見えます。
 
観光バスが来ないので静かです。
夕食の後に夕日を見に行きました。
桟橋の先端に人が座っています。夕日が落ちてから、海がピンクに染まるのもきれいです。
 
夕日が沈んで、夜散歩をしようと泉屋さんを出たらなんともいい匂いが漂っているではないですか。
夜しか香らない夜香木という花が匂っているそうです。
昼間見ると、こんな花です。
夜の散歩から帰ってきたら、庭のテーブルで旅人ご夫婦2組がゆんたくをしていたので、入れてもらいました。
夜暗くてわからなかったのですが、話しているうちに波照間島の天体観測タワーでもランチを食べたククルカフェでもご一緒したご夫婦だということがわかりました。
ご縁ですね~。そんな再会に盛り上がっているうちに気がつけば夜の12時前。
明け方、旅の最後の星空を4時くらいに見に行こうと寝ました。
朝の4時くらいにがさごそと廊下を歩く音で目が覚めました。そう、他のカップルも星空を見に起きているのです。
西桟橋へ行く途中、彼が蛍を見つけました。近くへよって見たいのですが、ちょうどお墓のあるところ。
光を確認して、軽く驚いたところで西桟橋へ歩いていきます。
西桟橋で寝転がって星を見上げます。
雲がかかっているので、晴れている星空は狭いです。
東の空がそろそろ明るくなっていっているような。
そんな星空ですが、海の桟橋で空を見上げるなんてロマンチックです。
泉屋さん
民宿泉屋さんは人気があってなかなか予約がとれない宿です。
でも、一度母と姉と泊まったことがあり、思い出の宿でもあります。
 
お花がきれいな宿です。朝、箒の跡がついていました。毎朝、掃いているのですね。
  
おばあが琉球衣装を着せてくれます。
  
波照間島から竹富島へくると、昭和から平成に来た感じがします。
石垣島から近く、沖縄のテーマパークのような竹富島は観光客が多く、とても便利。
飲食店もそろっているし、スマホの電波も入りやすいです。
かにふというレストランの紅芋ケーキ、おいしかったです。彼が食べたのは黒糖クレープアイスのせ。
初めてきた17年前はこんなしゃれたスィーツ、なかったよねえ。




そして、竹富二日目のランチに入ったハーヤナゴミカフェ。
ここはどこ?と思うほどおしゃれなカフェです。
竹富の赤瓦の屋根を見下ろしながら食事ができます。


 



 
コンドイビーチにいると、修学旅行生がたむろしていたり、観光客がどっとおしよせては帰り、ゆっくりしずかになごむかんじではないし。
新しくできたちょっときれいなレストランも、竹富島らしくないかも~って思うけど。
朝夕は静かだし、おいしいものやかわいいお土産物もあるし。
ちょっと寄るには良い島だと思いました。
ランチを食べて、石垣島へ渡ってバスに乗って空港に行き、いよいよ帰ります。
石垣島へ行くと、食べたいのがかまぼこ。
石垣空港でやっと食べられました。
かまぼこの中に黒米入りのごはんが入っています。
空港でい~っぱい売っていました。
以前は「ご飯入りかまぼこ、どこで売ってるの?」と旅人の間で話題になったものですが。

さて、5泊6日の久しぶりの長い島旅は終了です。
ただいるだけで体も心も緩んで幸せになる感じ。
植物や動物や土地や海や空も元気で力があって、その中で自然に元気になる。
お酒を飲んでも二日酔いにならない。体を思い切り動かしてくたくたになる。
真っ黒に日焼けして、
東京では味わえない健やかな時間でした。

ああ、このリラックス感で東京でも過ごしたいな~。
この感覚、忘れたらまた旅に旅に来ようと思いました。
今度はシュノーケルセットを新調して。

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