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お花いっぱいの羊蹄山へ
最近、山登りと言えば、近所の低山ばかりで、
歩いてもせいぜい3時間~5時間の登山しかやっていない私が
高低差1548メートルの羊蹄山に登ろうという彼の誘いに乗ってしまったよ。
往復10時間、かかるという。
大丈夫か、私。
と、思いつつ
行ってきました。羊蹄山(^^)/
4時前に起きて
4時過ぎには宿を出発しました。
この日は夏至。
早々と太陽が昇ってきます。
右の山が羊蹄山。1898mです。
コンビニによって、朝食を買います。
甘納豆が入ったお赤飯。北海道ならではの味。
そして、昨日おいしかったアスパラが入ったおにぎりです。
コンビニのおにぎりって普段、食べないけど。
北海道の味だと思うと、なんか、おいしい。
羊蹄山に見守られているニセコの街です。
いいながめだ~。
駐車場に5時ころ着いて、
キャンプ場で水を入れたり、トイレを済ませたりと準備を整えます。
水は一人1.5リットル以上(帰りはカラになりました)
彼が登山届を書いています。
5時20分ころ。出発です。
名前がわからないけどきれいな花
いっぱい咲いていた白い花(名前不明)
これはズダヤクシュ
40分ほど歩くと風穴があって
中から涼しい風がいてきます。
早朝でも歩いていると暑いから
彼はずっと風穴のそばに座り込んでいました。
一時間ほど歩いて2合目に着きました。
1合目から9合目までこんな看板があります。
登る励みになります。
ニセコの山が見えてきました。
ニセコの山の風景と
花に元気をもらって登ります。
ゴゼンタチバナ
ノウゴウイチゴ
桜がまだ咲いていました。
ミヤマエンレイソウ
エゾノイワハタザオ
サンカヨウ
シラネアオイ。綺麗に並んでいます。いっぱい咲いていた。
歩き始めて4時間。
やっと9合目まで来ました。
避難小屋の近くがお花がきれいというので
頂上ではなく、避難小屋に向かいます。
キバナシャクナゲ
ミヤマキンバイ
エゾノツガザクラ
小屋に着きました。
ここで、ゆっくり休憩です。
小屋の前で昨日、倶知安のパン屋さんで買ったぶどうパンをいただきます。
羊蹄山に登るルートは4つあるのですが
私たちが登ったのは倶知安ひらふコース。
避難小屋から真狩コースにでて、頂上を目指します。
コミヤカタバミ 白くてかわいいです。
雪渓があらわれました。
羊蹄山でもコースによって、いろんな顔をみせるのですねえ。
私たちが登った倶知安ひらふコースでは、雪渓を渡るところはありませんでした。
強風と岩場のお花ルンルン登山
やっとお鉢に出ました。
いえ~い。
ずっと上り坂続きで、この先はもうあまり登ることもあるまいと、うかれている私。
しかし、ここからが、大変でした。
強風と岩場ばかりで、こわいったらありゃしない( ;∀;)
それでも、花がきれいに咲いているので、花に夢中になりつつ歩きます。
コメバツガザクラ なぜに、風が強い岩場に咲くのだあ(*´Д`)
イワウメ 岩場は怖いけど、写真を撮りたくなるじゃないかあ。
イワベンケイ 強風と岩場と花で、ちっとも前に進まないよお
登り始めて6時間、やっと頂上に着きました。
二人で、しおりに書いた、これをやってみた。
気が済んだ!
さて、お鉢の続きをまわりながら、帰ります。
京極コースはお花がきれいとガイドブックに書いてあったけど、
ほんと、京極コース近くはお花がきれいでした。
今度は京極コースから登ってみたいなあ。
岩場がなくなり、平坦な道になったものの強い風です。
12時ごろ、9合目に戻りました。
予定時間より1時間くらい遅いです。
花の写真に夢中になりすぎました。
岩場が怖かったです。
強風にもやられました。
ああ。
でも、大丈夫、後は下るだけ。
もう、岩場も強風もありません。
と、思ったのですが
それは、えらい勘違い(*´Д`)
帰りは疲れが出て、足が動かず。
転んでばかりいました。
帰り、ニセコの山を見ながら下ろうって思っていたのに
ち~っとも景色を眺める余裕もありません。
(これは登りの時に撮った写真)
3時半くらいに無事下山。
森の中は
キツツキのドラミングや
鳥の声など、騒がしくていっぱい生き物がいるなあ~って思いました。
りすを2回ほど見ました。
豊かです。
そしてこんな豊かな山から湧き出る水はおいしいはずだと
昨日飲んだ、そして今日山に持ってきた
ふきだし公園の水のことを思いました。
彼と
いろんな自然のパワーに助けられて
励まされて登ることができました。
お疲れ様でした。
彼がヤマレコで語っています→
羊蹄山(倶知安コース)