home ● プロフィール ● 旅日記 ● うさぎコレクション ● 私の絵 ● 雑記帳 ● ブログ・うさぎくらぶ
あおもり犬と迷路の美術館
最後は奈良美智さんの絵を観たいと、青森県立美術館へ。
みずうみ号(蔦温泉から乗ったバス)で降車のみできる山内丸山遺跡バス停でおり、徒歩5分くらいで
青森県立美術館に着きました。
広大な敷地におしゃれな建物。
着いたのが16時すぎで、新幹線の時間を考えるとあまり時間がないので
常設展のみ鑑賞しました。
ホールに入るとシャガールの絵。こちらカメラOK。
大きな布絵に四方囲まれたホールで
シャガールを浴びて、しばし、ぼや~。
幸せだ~。
奈良美智さんの絵は思ったより点数が多く、工夫されて展示されていて
大満足。
青森出身の棟方志功さんの絵もたくさん展示されていました。
こちらもカメラOK
ほかの作家さんの作品も展示されていたんだけど、とにかく展示室が離れているのと、
迷路のように広い館内のため
展示室マップを持ったまま、
次はどこかと、スタッフさんに聞きながらめぐります。
極めつけはあおもり犬!
「あおもり犬への行き方」なる地図があり、
表示案内をたよりに、階段をあがって降りてたどり着きます。
やっと、着いたあ。
大きいけれど、どこか愛らしいんだなあ。
八角堂にある「森の子」
この子も奈良美智さんの作品です。
建物から頭のてっぺんがはみ出ているのがキュートです。
美術館の中を人に聞きながら
地図を見ながら、右往左往鑑賞していて
はじめは、「なんてこったい」って思ったけど
途中から宝探しに出かける感じになって、楽しくなりました。
人生、わかりやすいだけじゃ、おもしろくないもんね。
美術館から新青森駅まではルートバスねぶたん号で15分ほどでした。
本数が少ないので、バスの時間は要チェック。
美術館の受付で時刻表はもらえます。
「また会おう」とおじ様は言った
新青森駅に着きました。
駅ビルには、お土産物屋さんがいっぱい。
迷っているうちに、あっという間に時間がたってしまいます。
新幹線の駅構内にあったねぶた。
来年はおまつりではねるぞ~。
新幹線に乗ると、私の隣の席におじ様が座っています。
そのおじ様が私の荷物を上の棚にあげるのを、手伝ってくれました。
ふ~助かった。
新幹線で駅弁と一緒に、ふじりんごチューハイもいただいて
酔って爆睡。
あっという間に大宮に着きました。
隣のおじ様ね、大宮を過ぎたら私の荷物を上の棚からおろしてくれて
優しいの。
それで、通路を挟んだ空いた席にうつって、ゆったり座ったところで
話しかけてきたんだあ。
おじ様「山に登るの?」
私「八甲田山に登ってきたの」
おじ様「酸ヶ湯に降りれるでしょ」
私「そうそう。よくご存じで」
って調子で話だし。
話は去年登った月山のことから
出羽三山について話になって
おじ様はしゃべってはいけないという
湯殿山のことを話し出すから
私が、キャーキャー焦って。
東京駅までおしゃべりして。
それで最後に
「また、会おうね」
っておじ様が言ったんだ。
会えるはずないって思ったけど
ああ、私とのおしゃべりが楽しかったんだなあ。
ってちょっとうれしかったです。
久しぶりの一人旅で、一人の食事はさみしく感じたこともあったけど
バスの中では韓国の大学生に
新幹線ではオジ様に優しくしてもらって、
たまには一人旅もいいな~って思いました。
・・・・
家に帰ってきたら、むわっと暑い。
短い期間だったけど、涼しいところでゆっくり眠れて
自然の中で体を動かして
温泉に入っていい休養になりました。
今回天気がいまいちだったので、山は一日しか登らず残念。
もっと、登りたかったな~。
まだ登っていない山もあるし、季節が変わればまた山の風景も変わるし
寒い季節は温泉が気持ちよさそうだし、
また訪れたいです。
自然の中で遊んで、個性のある温泉宿で元気になって
八甲田山周辺はやはり私にとってパラダイスでした(*´▽`*)
旅日記表紙