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電動自転車で島めぐり

3日め最終日は一人で電動自転車で島をめぐります。
島は坂道ばかりです。
登ったと思ったら下ります。
で、電動自転車ですがアシストの調整が3段階あって(パワフル、オート、平地充電)、はじめパワフルモードでるんるん走っていたら、あっというまに充電が70%になってしまって、焦ったあ。

そんなわけで、平地や坂道ブレーキの時に充電してくれるという平地充電に切り替えて走ります。

まず行ったところははらほげ地蔵。
宿から一時間ほどで着きました。

海の中にいるお地蔵さん。
きっと潮が引いたら、近くまでいってなでることができるんだろうなあ。

それからさらに一時間。
はじめに島に着いた芦辺港を通り、男岳神社に向かいます。
芦辺港から、けっこうな上り坂が続きます。

宿から2時間くらいで、男岳神社にたどり着きました。
もう、たどり着いただけで充実感。よくやった、私。

このお猿さんたちに会いに来たかったの。
ひとつひとつみると、みんな違ってかわいいです。

手を取り合って、仲良し。道祖神みたい。


愛嬌があるお顔。


新しいのもありました。


猿といえば、このポーズ。


狛犬も猿でした。

展望台があって登ってみると、海が光って見えました。

時間はかかったけど、電動自転車だから登れた坂道です。
来れて良かった。


男岳神社は名所なのか、行くまでに看板があってたどりついたんだけど、芦辺港への看板はあまりありません。

来た道を戻ればいいんだけどね、わからない(T_T)

それでも迷いつつ芦辺港までついて、今度は一支国博物館を目指します。

途中の景色、海がきれいです。


坂道だけど、走っているのは気持ち良いです。

一支国博物館に着いたのが11時40分ころ。
よく走ったので、朝、買ったパンをここでいただきます。

パンを買ったのは、郷ノ浦のだるま堂。

初日にファミリーマートで買ったパンって、ここのだと思うのです。。
ずぶぬれになった私のお腹を満たしてくれたパン。
「おお、こんなところで会えるなんて、感動」と、買っておいたのです。

3階に売店があって、ジュースを買って一緒にいただきました。

眺めが良いです。

ゆっくりの休んでから博物館を見学します。
壱岐島は朝鮮半島と九州の途中にあって、対馬と同様、日本と大陸をむすぶ中継地点だったそうです。

原の辻遺跡のジオラマがあったんだけど、青い人が大陸から来た人。


う○こをしている人もいました。う○こをうり坊が狙っているんだって。


骨を使って占いしている人もいます。


そんな占い師に私もなってみました。

博物館のお姉さんに着せてもらって、撮ってもらいました。

こんな麻布の衣装もありましたよ。


こんなふうに弥生時代にスリップした後、近くの原の辻遺跡を見に行きます。



ああ、ここで弥生時代に大陸から人が来て、交流していたんだなあって
ジオラマを思い出しながら、想像します。

ここのいいところは、遺跡のまわりも田園風景が広がって、のどかなところ。
昔を想像しやすいのです。

自転車で疲れたので、ひなたぼっこをしながらのんびりしました。

船の時間が迫ってきたので
午後3時過ぎくらいに宿に向かいます。

途中、お参りするとお金持ちになるというお宝地蔵によりました。


あとは宿に戻って預けた荷物を取りに行って
自転車を返して
郷ノ浦港から高速船に乗って、博多港へ帰っていきました。

高速船といえば、沖縄の小さい船を想像して、
揺れるんじゃないか、酔うんじゃないかと心配したけど、あまり揺れませんでした。
良かったあ。

高速船をおりて、さて、バス停は?って思ったけど、早歩きの人に着いて行ったら、バス停でした。
無事に博多駅に着いて、地下鉄で福岡空港へ。

福岡空港で飛行機に乗る時に、なんと、一緒に旅をしたきぬちゃんに会って。
ほんと、嬉しかったんだあ。
きぬちゃんは3日め、長崎に行っていて、すっごく楽しかったみたいで子どもの様にあどけない顔をしていました。

こんな感じであっという間だけど、中身がいっぱい詰まった旅でした。
・・・・・・
今回の旅は初めてのところで、あわあわしたけれど
本当に旅先で親切にしてもらって、ラッキーでした。

博多のバス停で会って港まで連れて行ってくれた女性、
道を教えてくれたをしてくれた島の人
日帰り温泉でおしゃべりしてくれたおばちゃん
「その服、手作りですか?私も手作りをするのでその布、みたことあるんです」って声をかけてくれた博物館の売店のおねえさん
ジュースを安くしてくれた売店のおばちゃん
あいさつしてくれた道で会った小学生
感じが良かった西岡屋旅館の人たち

それから何といっても平山旅館の女将!!!
夜遅くご祈祷してくださった月讀神社の神主さん。

そして旅をご一緒してくれたみなさ~ん。

本当にお世話になりました。
思い出いっぱいの旅をありがとうでした。
思い出いっぱいで、今までで一番長い旅日記になりました。
読んでくださり、ありがとうございました。


強烈な甘さに大満足の平山旅館のはちみつ


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