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うさぎ柄の鼻緒の下駄
郡上おどりって見よう見まねで
その場で覚えればいいっていうのがネット情報だけど
まずは、郡上おどりの実演をやっているという郡上博覧館に行ってきました。
小心者は予習をするんだい(*´Д`)


実演時間になると、浴衣を着たお姉さんが話を交えつつ
踊ってくれます。
「かわさき」という踊りのふりを教えてもらったんだけど
3回城を見あげて
川を表すように、右左と腕を動かして
山の三角を作ってポン(拍手)

この説明を聞いてですねえ
もう、感激。
郡上の人たちもこの山と川と城の風景を愛しているんだと。
それを振りで踊るんだと。

そのほか、まだまだ踊りの種類があって
それを映像で見られるので、しばらく見ておりました。

踊りの実演は観光コースに入っているようで
団体さんが次から次へ来ていました。

今夜、踊れるかなあ。ドキドキ。

浴衣と下駄で踊るのが良いのだろうけど
浴衣を用意できなかったので
せめて下駄でもはこうかと、下駄を買いに行きました。

下駄を鳴らして踊る踊りなので
下駄があったほうが楽しいです。

私が下駄を買った杉本はきもの店



下駄が並んでます。


サイズを合わせるためにためし履きをして
あと、鼻緒を選んでつけてもらいます。


ピンクのうさぎの柄の鼻緒にしました。


踊るのに邪魔にならないように、小銭、カメラ、小さなペットボトル、タオルなど
ぎゅうぎゅうにウエストポーチに詰め込んで、いざ、会場に向かいます。

夕焼けを映す川がきれいでした。


わからなくても負けない怒涛の一日目(*´Д`)
郡上おどりの会場は毎晩変わるのですが
1日の会場は本町。
昼間歩いた古い町並みの道路で開催です。

昼間気が付かなかったけど、城が見えました。


おどりは午後8時からはじまるのですが
この日は午後7時から小中学生のおどりの発表会があり
着いたときにはもう、ぎっしりと小中学生であふれていました。

歌やお囃子も子どもたちです。
郡上の子どもたちは小さなころから踊っているのですねえ。

8時から、いよいよ郡上おどりが始まります。
はじめの曲は「かわさき」
もう、それは決まっているそうです。
昼間、教えてもらったから、ちょっとわかるぞ。
って踊りの輪の中に入ります。

狭い道にぎっしりと踊る人たち。
間違えると、手が当たります。

「進行方向、あっち」
と、言われたりしました。
でも、なんか一度輪からはなれると、怖気づいて
入れなくなるような気がして
ずっと、踊ってました。

まあ、そんな決死の覚悟で踊る必要ないんだけどね。

確かに踊りながらだんだん覚えました。
そんな動きは難しくないんだけど
いち、に、さん、しって数えられるような踊りではなく
え、その拍の途中でその動き?!
拍子が変わった?って感じの踊りで。

頭で考えたら混乱するので、ひたすら見てマネして
体が動くに任せる。
そんな不思議な踊りでした。

終わってから食べた酒屋のソフトクリームがおいしかったです。

お酒がかかっているの。
ソフトクリームと日本酒って合うんですねえ。
感動。

昼間、ざ~っと雨が降ったせいか、思ったよりも涼しくて。
あまり汗もかかず、水も飲まず踊れました。
気持ち良かったあ。

「だんだんわかってきたかも」の二日目
二日目めの会場は城山公園。

山内一豊と妻の像がありました。
ライトアップしたお城も見えます。


会場は広くて踊りやすいのですが
下が土なので、下駄が気持ちよく鳴りません。
ちょっとつまらないな~。

外国のお客様も踊っていました。
なんか、嬉しいです。

郡上おどりは生のお囃子で踊ります。
生演奏、贅沢ですね~。

10種類の踊りがあるのですが、
順番は決まっていなくて、お囃子の人がその場の雰囲気で決めるそうです。

私は春駒のいうアップテンポの踊りが好きになりました。


二日目のほうが、慣れていて思い切り踊れたのですが
下駄が慣れなくて。
二日目の後半ともなると足が痛くて、泣けました( ;∀;)

でも、せっかく下駄も買ったし
踊りもな~んとなくわかってきたので
来年も踊りたいな~。

東京の青山でも毎年6月に郡上踊りのイベントがあるので
遊びに行きたいと思います。

二日目の夜はちょっと暑くて、持ってきた水を飲み干しました。