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結家夕飯交換会

宿に着いたらHPの写真のとおりすぐに海が見えた。


ドミトリーで予約をしておいたので
まずは荷物をベッドに置いてその後ヘルパーさんに案内をしてもらった。
そして名前を聞かれたので「ときこ」ということにしたが
いつの間にか「とっきー」になっていた。ま、いいか。
食材をキッチンの冷蔵庫に入れてしばしぼや~。
午後8時からおかず交換会があるので
キッチンでは午後6時半くらいから調理が始まっている。
時間がギリギリになると台所が混むから早めに作ってねと言われても
私が作る鯖缶キャベツ炒めはあっという間にできそうで
7時半くらいから作り始めたんだけど
コンロもテーブルも食材や作る人でいっぱいだった。

午後8時過ぎから夕飯が始まる。
白いごはんはないけれど、おかずがいっぱい並んで
お酒片手につまむと結構、お腹いっぱいになった。

 
鍋を用意してくれた人がいて、しめの沖縄そばがおいしかった。
さんざんいただいた後、後から来た韓国のゲストがチャプチェを作ってくれた。

とてもおいしいのだがお腹が苦しい。
ひとしきり食べ終わると結子さんが司会をして自己紹介タイムになった。
趣味はと訊かれて「旅です」と答える人が多数。

そうだよねえ、旅が好きだからここに来ているんだよねえと、おかしかった。
これから沖縄に住みたい人、海外で先生をしていた人、電車の車掌さん、美容師さん、保育士さん、沖縄のゲストハウスで住むように生活をしてバイトをしていた人。
ああ、いろんな人がいた。
若い女性が元気だ。

私は55歳で彼と仲よく暮らしていますと話すと
どこで出会ったのですか?と
キラキラの目できいてくる女性がいた。
ああ、私も旅で出会った仲良しご夫婦にどうしたらパートナーはみつかるのか、
どうやって出会ったのかとよく聞いていたことを思い出した。
9時すぎにお開きになって、みんなで食器を洗う。
その後も飲み会が始まったようだが
私はシャワーを浴びて寝た。
夜中に起きたら、すごいいびきと波の音が交互に聞こえてきて
うるさいのだか気持ちよいのだかわからないままに、また寝た。

3月2日(水)
自転車かりて、今帰仁城跡へ
朝、キッチンでお湯を沸かしてお茶を作って
持ってきたレトルトカレーを温めて、パンをトーストして買ってきたバナナやらヨーグルトを並べて朝食の用意をした。
キッチンは明るくて綺麗に整えられているし、調味料や食器やトースターなどそろっている。
 
歩いてすぐにモーニングができるカフェやコンビニはないけれど何か持ってくれば大丈夫。

朝食を食べていたら結子さんが今日から始まるヘルパーさんに掃除の仕方や仕事を教えていた。
ヘルパーさんは1か月交代ということだが、しっかりと仕込んでいるんだなあ。

さあ、今日は自転車を借りて今帰仁城跡を観に行って帰りにカフェでランチしよう。
自転車は宿で無料で借りられる。
普通のママチャリでさて、いったいどこまでいけるだろうか。

バス通りはゆるやかなアップダウンがあったけれど、今帰仁城跡入口バス停までは思ったより近く感じた。そしてそこからはずっと急坂が続き自転車を押して歩いて行った。

はあはあと、バス停から15分くらい歩いただろうか。今帰仁城跡に到着。

今帰仁城跡では無料でボランティアさんが案内をしてくれるというのでお願いした。
案内の方はおじいちゃんで、歌を歌ってくれたり写真を撮ってくれた。

歴史をたどりながら説明してくれるのだが
島津氏が琉球を攻めたことや
太平洋戦争で負けて、アメリカ軍が今帰仁城にジープで入ってきたことなどきくにつれ、辛くなる。ああ。

石垣の曲線がきれいですねというと、
「両側から弓矢を放って攻撃するんだよ」と教えてくれた(^^;
1時間の案内の時間はあっという間だった。

桜が咲いていたり

青い海がきれいだったり

眺めが良くて気持ちよいところだった。

さて、自転車をひきながら登ってきたから帰りは急な下り坂で。
自転車のブレーキをしっかりにぎりながらあっという間に降りてきた。
(ちょっと怖かった。お勧めはしません)

そこからすぐ近くの海が見えるカフェ「On the Beach CAFE」に入った。
パニーニのセットを頼んだ。味は普通。そんなに安くもない。
だけど、この風景はとってもステキ。ああ、ずっといたくなる。
 

結家2日目の晩

さあ、天気が良いから宿に戻って海に入ろう。

3時ころから30分くらい泳いだだろうか。
海水は想像していたより冷たくなくて、入ってしまえばすぐに慣れた。
時々魚がいた。
大きいのも小さいのもいて、
魚に会うと、ああ、また会えたって思う。
新しいシュノーケルを使えたし、3月なのに泳げてなんてラッキーなんだろう。
お魚さん、私は幸せです。

海から上がると寒くて、ビーチで遊ぶことなくすぐに温水シャワーを浴びに行った。
水着で宿のシャワーまでたどり着けるのが、とてもいい。

シャワーから出てゆんたくルームのソファでぼや~っとしていたら
旅人がワインを飲んでいて、私にもくれた。
昼間からワインを飲んでおしゃべりして気持ちよくなった。

それから外のハンモックで揺れながら空を見ていた。
 
ひたすら海やら空を見てぼや~っとすごして、何もせず。
幸せな時間がすぎていった。

本日、平日だというのに宿はお客さんがいっぱいで、夕飯を作る人もいっぱいだった。
キッチンは昨日より混んでいる。

お客さんの中にタコ焼きやさんの店長がいて、宿にタコ焼き器があったので、焼いてくれた。
作りたてのタコ焼きは外がかりっとしていて、とってもおいしかった。
店長さんがとっても楽しそうに作ってくれていて、ますますおいしいと思った。
 
なんだか今日もとってもお腹がいっぱいになった。
 
夕飯の片づけがすんで、星空を観に行った。
結子さんがござを貸してくれて、たこ焼き屋の店長の奥さんと星空の下で寝ながらおしゃべりをした。
彼女は1年ほどアフリカに住み、マラリアになって帰ってきたという。
ああ、人生いろいろ。

寒くて宿に戻るとちょうどゲームが始まるところでいれてもらった。
結子さんがお題を出して絵を描いて、神経衰弱のように遊ぶゲーム。
私が引いたお題は結家。
青い海と芝生とハンモックと家。こんなものを描いたんだけど、あはははは。笑われた。

そうだねえ。説明しないと何が何やらわからない絵だねえ。
ひとしきり笑って、でもこんな私でも絵を教えることがあるというと、またまたみんなで笑って。
楽しかった。

ゲームが終わって、何も札をとれなかった人が罰ゲームで恋話をした。
若者の初恋におばさんの私は、キュンキュンしっぱなしだった。

11時半くらいに消灯でおやすみなさい。

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